2023-02

書評

書評 (定本)ハピネス・トラップ マインドフルに行きたい人のための心理療法ACT入門     ラス・ハリス(著)岩下慶一(翻訳)   

ラス・ハリスの新刊、「(定本)ハピネス・トラップ マインドフルに行きたい人のための心理療法ACT入門」が来月発売されることになったのでお知らせします。ハリスによるACTの本は筑摩書房から4冊出版されているが、お陰様で大変好評を博している。...
書評

書評 Chatter(チャッター)「頭の中のひとりごと」イーサン・クロス(著)鬼澤忍(翻訳)

人は誰でも心の中で自分とChat(おしゃべり)をしている。いわゆる自己対話というものだ。「もう9時か、さあ仕事に取り掛からないと。ああ、昨日はよく眠れなかったな、お陰で頭がスッキリしない。最近いつもこうだ。10時半から会議があるな、A社の...
未分類

不幸を感じるのは正常だ〜その2 ACTにおける感情の扱い方

その1で示したとおり、不安・不満は人間に不可欠なものだが、それは私たちにネガティブな感情をもたらす。そして感情を意識的にコントロールするのはほとんど不可能だ。では、諦めるしかないのか?ACTが画期的なのはここからだ。ネガティブ感情が現れる...
未分類

不幸を感じるのは正常だ〜ACTという考え方

不幸を感じるのは正常だ 前回紹介した幸福になりたければ幸福になろうとしてはいけない の骨子になっているACT(認知行動療法)の考え方について少し説明したい。なぜならこれは、多くの人が持つ幸福についての誤解をつまびらかにする、目から鱗...
書評

書評「幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない」ラス・ハリス(著)岩下慶一(翻訳)  その2-ネガティブ感情に支配されない 

「幸福になりたいなら〜」が骨子としているのはアクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT-認知行動療法)という心理療法だ。開発されたのは40年ほど前だが脚光を浴びたのは比較的最近で、そのドラスティックな効果が認められ、国連の難民キャン...
タイトルとURLをコピーしました